2015年11月14日 20:00
スピードワゴン小沢を見習え! 会話に取り入れたい“たとえ話”
■ケーススタディ3:ネガティブな話題には…自分の例を出してネタにする。
小沢さんの会話のルールは、ネガティブな話題の時ほど弱い立場の人間にたとえた話をしないこと。
「それじゃただの悪口で、弱い者いじめになっちゃうでしょ。聞いている全員が、気持ちよくなれなきゃ会話ってダメだと思うのね。失敗談や、ダメな奴の話のような、マイナスな状況でたとえ話をする時は、自分の例を出して小道具にするのが一番。そしたら誰も傷つかないし、皆も安心して笑えるから」
それには、自分を俯瞰する視点を持つこと。
「僕は、いつもどっかで『小沢』という長編小説を読んでいる感覚で自分を見てるのね。だからどんな最悪な状況も他人事のように話せちゃうのかも」
◇おざわ・かずひろスピードワゴンで活動する傍ら、近年は独創的な発言が注目され名言をまとめた『恋ができるなら失恋したってかまわない』(宝島社)出版。
※『anan』2015年11月18日号より。写真・小笠原真紀文・望月リサ
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