2015年11月14日 20:00
スピードワゴン小沢を見習え! 会話に取り入れたい“たとえ話”
おざわ・かずひろスピードワゴンで活動する傍ら、近年は独創的な発言が注目され名言をまとめた『恋ができるなら失恋したってかまわない』(宝島社)出版。
相手の会話を受けつつ盛り上げる時。自分の話をより深く相手に理解してほしい時。言いづらい話題の本質に切り込みたい時。さまざまな場面で役立ってくれるのが、たとえ話。
センスのいいたとえ話は、場を豊かにすると同時に、相手にも大きなインパクトを残してくれる効果がある。そんなたとえ話のコツを、縦横無尽なたとえ話で爆笑(ときに苦笑)を誘い、場を盛り上げてくれるスピードワゴンの小沢一敬さんが指南。
■トレーニング1:先に意外な単語を例に挙げてから思考する。
たとえ話は、本題とは一見かけ離れていればいるほど面白いもの。
「まず先に、会話の内容から最も遠くにありそうな単語をたとえに挙げちゃうの。たとえば、『取材って、ミカンに似てない?』って。突拍子もない例ほど、聞いてる相手は興味をそそられて耳を傾けるでしょ。そっから共通点をひねり出す。必死に考えれば、ひとつくらいは見つかると思うんだよね」
どんなに頭をひねっても、いい共通点が見つからなかったら?
「その時は愛嬌でごまかすの。