2019年7月7日 18:30
BiSH プロデューサーも注目する「声が宇宙人みたい」なメンバーは?
BiSHがメジャー3rdアルバム『CARROTS and STiCKS』をリリース。今作はラウドでハードな楽曲を集めた『STiCKS』と、純粋な想いをポップに歌う『CARROTS』の2枚の配信EPを経て、それらの楽曲も含めた全14曲を収録。多彩な表現であらゆるベクトルに振り切れた作品だ。
この6人の個性で当たり前を壊していきたい。
「アルバムではまた新しい挑戦もしたし、聴く側もいろんな感情になると思うんですけど。受け取り方に正解はないので、今は聴いた人がどんな気持ちになったのかを早く知りたいです」(セントチヒロ・チッチ)
最も攻撃的でカオティックなサウンドに挑戦したのは「遂に死」。レコーディングではディストーションをかけて声を歪ませながら歌った。
「私はサウンドプロデューサーの松隈ケンタさんに『声が宇宙人みたい』ってよく言われるんですけど。
その気持ち悪い感じでそのまま歌ってみました(笑)。ディストーションをかけると、壊れたラジオから聞こえてくるような歪んだ声になるのが好きなんですよね」(アユニ・D)
「私は振り付けを担当しているので自分の中にあるダークな部分を『遂に死』のダンスでは表現しました」