2015年11月24日 08:00
バンド史上初(?)のグルービーなギターサウンドも Base Ball Bearの最新アルバム
ベースボールベアー左から、湯浅将平(G)、小出祐介(V&G)、関根史織(B&Cho)、堀之内大介(D&Cho)。文化祭のために結成され’06年にデビュー。全25公演のツアー「三十一歳」開催中。
3か月連続でシングルをリリースしたBase Ball Bear。その最終章としてアルバム『C2』が完成。
デビュー作『C』を継いだタイトルだ。先行シングルから濃厚に漂っていた新しい音の構築+彼ららしいギターロックの醍醐味が、ハイブリッドに共存するアルバムだ。
「ずっとやってきたギターロックの手法とか文法の中で料理を続けるのはもう楽しくない、と何となく思っていて…。自分たちのいるシーンを見ても、その文法から外れていないバンドばかりで、大きなフェスがまるで文化祭みたいに見えたんです。元々僕らはその中に入っていたつもりはないけど、ギターロックの範囲をもっと広く、押し広げたいという目標がありました」(小出)
シングル第1弾『「それって、for誰?」part.1』ではSNS依存への違和感を正直に歌い、第2弾の『文化祭の夜』では、バンド史上初(?)ともいえるグルービーでファンキーなサウンドでファンを驚かせた。