2019年9月8日 19:40
平原綾香、槇原敬之を「人間的にも素晴らしい」絶賛する理由とは
すごくいい曲です。
ーーアルバムのタイトルは『はじめまして』ですが、どのような思いでつけられたのですか。
15年間歌ってきて今年16年目で「はじめまして」とつけたのは、タイトル通り、今回「はじめまして」と、初めて聴いてくださっている方もたくさんいると思うんです。一方で、歌うときにどこか慣れてしまっているところやありきたりになっているところがあったとして、やはり初めて歌ったときの感動を常に持ち続けることがすごく大事だと思ったんですね。
というのも、森下洋子さんという尊敬するバレエの先生がいて、先生の踊りを見るとすごく泣けるんです。なぜなら、技術がすごいだけじゃなくて、先生は初めて踊った時の少女のような感動を忘れていないから。だから、私もそういうふうに、いつでも「はじめまして」の気持ちを持って生活したいなと。
そう思うと、わたしたちの生活には、実にたくさんの「はじめまして」があふれているんです。
目が覚めた時に「ありがとう」と思うのと、「また今日が来たのか……」と思うのとでは、全然違う日になる。そういったことを伝えたかったのと、あとは槇原敬之さんの曲があったからですね。
ーーということは、アルバムタイトルをつけるよりも先に、槇原さんのタイトル曲「はじめまして」