2019年11月24日 09:00
実の叔父と結婚、出産!… 15歳で嫁いだ美しいプリンセスに迫る
が描いた《薄い青のドレスの皇后エリザベト》。モデルは、16歳でオーストリア・ハンガリー二重帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に嫁いだエリザベトです。
シシィという愛称で知られるエリザベトは、絶世の美女といわれるほどの美貌の持ち主。彼女は皇帝に見初められて結婚し、当初は幸せな宮廷生活を送りますが、姑との確執や息子の自殺など苦労が続き、60歳のとき無政府主義者に刺されて亡くなるという悲劇的な最期を遂げます。
また、エリザベトは美貌を保つ努力を惜しまなかった女性としても知られています。日々の生活に食事制限やトレーニングを取り入れ、つねにコルセットでウエストを締め付けていました。彼女のウエストは50センチともいわれ、展示されている絵画でも胴体の部分はかなり細く描かれています。
会期は1月26日まで!
会場には、ほかにもフランス王妃マリー・アントワネットの肖像画や、レンブラント、ティツィアーノ、ヴェロネーゼなど巨匠たちの作品も並び、ハプスブルク家の華麗なコレクションをたっぷり堪能できます。
会期は1月26日まで。
Information
「ハプスブルク展600年にわたる帝国コレクションの歴史」