2019年12月18日 19:30
森山直太朗「高畑充希さんが歌ったほうが」新録された「さくら」裏話
ほとんどないですね。ドラマの大阪のロケだったり、福島のロケだったり、NHKだったり。いろいろなところを飛び回っています(笑)。リリースもありますし、ミュージックビデオやライブの打ち合わせもあるので、忙しく過ごしていますが、すごく楽しいですね。大変さと充実さのなかで、いま、転がる石のように活動しています。
ーーじゃあ休みはいらないですね?
え? いるよ(笑)! 1日でも休みがあったら、どこか静かな場所に行きます。僕が持っている山小屋に行くと、自分のことをフラットにしてくれるんです。大自然のなかにいると、情報量が少なく、人との関わり合いもなく、なんにもないから。
ただ日が移ろって、また日が昇る。でもそんな1日が僕にとっては大切な時間です。
僕が悩んでいることなんてちっぽけなことですが、でもそのちっぽけなことが創作の起源になっているから、否定はできないんですよね。悩みを抱えながら活動をしていく。そこは自分で認めて、外に行くときはその荷物は背負わずに行かないと自意識に負けてしまう。「人間の森」というツアーを経て、“限界”と“自信”の両方を得られたことが財産ですね。
ーーわかりました。それでは最後に、直太朗さんの今後の抱負を教えてください。