2019年12月18日 19:30
森山直太朗「高畑充希さんが歌ったほうが」新録された「さくら」裏話
を追ったドキュメンタリー映画『森山直太朗 人間の森をぬけて』が12月13日に公開。長期間密着撮影されたこのツアーでは、直太朗さんの学生時代からの友人で、楽曲の共作者でライブ演出も手がけてきた御徒町凧さんとの関係性に変化があり、その姿も映画にはありのままに映し出されています。
新曲「さくら(二〇一九)」と映画『森山直太朗 人間の森をぬけて』について、直太朗さんにお話をうかがいました。
ーー今回、リアレンジされた「さくら(二〇一九)」がリリースされました。シングルとしては2003年にリリースされた「さくら(独唱)」がもとですが、この楽曲は当時初回出荷枚数が1,200枚からスタートして、最終的に120万枚の大ヒットになりましたね。あらためて当時の心境から振り返ってみるといかがでしょうか。
当時は、振り返っても思い出せないくらい、めまぐるしい状況にいた記憶があります。「さくら(独唱)」が2003年3月5日にリリースされてから、桜前線とともに、僕も北上していったんですよ。
宣伝費もなかったので、ギター1本を持って、全国各地のラジオ局をまわったり、レコードショップの営業の人に挨拶に行ったりという草の根活動をしていました。