くらし情報『裸の女性はアレと同じ!? 「ヌード画は恥ずかしい?」に著名画家の返答は…』

2020年4月12日 20:40

裸の女性はアレと同じ!? 「ヌード画は恥ずかしい?」に著名画家の返答は…

例えば、壁の表現でも、重みとか力強さが、現実よりも絵画のほうがもっとリアルで。それを見たとき感動して、自分でも表現してみたいと思いました。

写実とは…画家の意見は?

続いては、『写実』の意味するところについて、和田さんが島村さんに迫ります。

裸の女性はアレと同じ!? 「ヌード画は恥ずかしい?」に著名画家の返答は…


和田さん写実って「本物そっくり」というイメージが強かったのですが、そっくりに描くことだけではなく、リアルな質感のなかで見えてくる概念とかも写実絵画にはあるのかな、と気づきました。

島村さん基本的に、写実という考え方以前に、絵画としてどうなのか、ということだと思います。僕は自分が感動したものを伝えたい。まずは自分が感動することが必要ですし、それを見てくれた方も、同じような体験ができればいいなと思います。それが絵画の役割として重要だと思っています。


裸の女性はアレと同じ!? 「ヌード画は恥ずかしい?」に著名画家の返答は…


和田さん実際、目に見えるとおりに描かれるのですか?例えば、光は見えるけど、手に触ることもできないものだから、どう描くのだろうと不思議に思います。

島村さん光を感じるためには影が必要です。通常は、絵画を逆光で描くことは少ないのですが、逆から見ると光が当たるところが強く出て、光を意識できるのがおもしろくなり、僕はある時期から逆光で絵を描くようになりました。

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