2020年5月22日 20:30
綾瀬はるかはアクション好き? 西島秀俊が“闇練”を明かす
綾瀬:でも図星じゃない?(笑)
――今作での関係性を築く秘訣を伺うまでもなく、そもそもすっかり息が合ってる感じですね。ところで、ドラマとの違いは、どんなところに感じましたか?
綾瀬:記憶をなくした菜美は名前を変えて地方の町で久実として、勇輝は裕司として生きているところから始まるんですが、菜美のキャラが全然違うから別人みたいだった。菜美からすれば「この人はあなたの旦那さんです」って教えられたとはいえ、知らない男の人と生活しているのと一緒だから、不安なまま暗いトンネルの中にずっといるというような心情だったし。あとは、アクションがさらにパワーアップしています。
西島:ドラマでは、戦う相手が街のDV夫とかだったから。
綾瀬:そう、ちょろい感じでやっつけてましたからね(笑)。
西島:ちょろい、って(笑)。でも今回の敵は屈強な外国人で、本当に軍隊にいたような人たち。
綾瀬:そうそう。もちろん今回もアクションはすべて自分でやっているんだけど、ラスボスみたいなロシア人の俳優さんは背も高いし力も強くて。しかも本番になると気合が入るぶん、さらに強く向かってくるし、間一髪でよけなければいけない動きもあって本当に危なかったんです。