くらし情報『『デスノート』舞台に主演! 柿澤勇人が大切にしている“蜷川幸雄の言葉”』

2020年5月24日 19:00

『デスノート』舞台に主演! 柿澤勇人が大切にしている“蜷川幸雄の言葉”

それが高校1年生の時の課外授業で観た劇団四季の『ライオンキング』だ。

「それまでミュージカルにまったく触れたことがなくて、観る前は正直ナメてた部分もあったんです。でも、始まって1曲目で心を掴まれて、『俺、これやるわ』って、劇場を出た瞬間に担任の先生に劇団四季の入り方を聞いてました」

ここまではよくある話。でも、すごいのは3年後に超難関のオーディションを突破し、劇団四季の研究所に入ってしまったこと。

「運が良かったんですよね。その頃ちょうど四季が全国各地の劇場でロングラン公演を打つようになっていた時期で、ちょっとでも可能性があると思われたらチャンスが回ってくる。ただ、その時の僕はダンスも歌もド素人。当時、研究生は毎日朝から夕方までバレエや日舞のレッスンや発声練習がありましたが、終わってからいったん帰宅して仮眠をとった後、夜中にレッスン場に行って自主稽古をしていました。
ダンス経験者の同期に教わったり、音大のやつに歌を聴いてもらったり。あの時期が一番たくさんのことを学んだし、吸収させてもらったと思います」

厳しい練習を続ける努力や向上心は、サッカーで身に付けたこと。

「自分のマインド的に、下手くそだったら練習するしかないっていうのがあります。

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