2020年5月30日 18:30
え、結婚祝いに刃物もOK? “いまどきギフト”の心得とは
「以前はタブーだったことも、今は解釈が変わってきています。たとえば結婚祝いに刃物は縁起が悪いとされていましたが、最近は“縁を切り拓く”という意味を添えて贈る方もいます」(真野さん)
格式張って無難なものになりがちな目上の人への贈りものも、
「相手から見ると新鮮味がないことも。むしろ年上の方々のアンテナに届かないものを選んで差し上げたほうが、喜ばれることもあります」(オモムロニ。さん)
相手のことを思いつつ、自由な発想もプラス。それが、今どきギフトのセオリーといえそうだ。
「気持ちを伝えること、モノとの出合いを楽しんでもらうこと。ギフトコミュニケーションにはさまざまな醍醐味があります。ぜひ気軽に贈り・贈られることを楽しんでほしいと思います」(真野さん)
今どきギフトの心得
よりパーソナルに選ぶ。
流行を追うより「自分のことを考えてくれている」という特別感のほうが心には響くもの。相手の好みをより掘り下げて選ぶのが正解。“贈り・贈られる”を気軽に楽しむ。
ギフトは“贈答品”からコミュニケーションツールへ。ちょっとした気持ちを伝え合う手段のひとつとして、やり取りを気軽に楽しもう。
マナーへの考え方にも変化が。