2020年5月31日 20:00
結局うまくいくのは「礼儀正しい人」? 今こそ“礼節”の3つの基本とは
ジョンズ・ホプキンス大学で、礼節の理論と歴史を教える教授が、競争社会で見失われつつある礼節の大切さと取るべき行動を丁寧に解説。ディスカヴァー・トゥエンティワン1500円
礼節ある人になるルール
1、人の話をきちんと聞く
人の話を遮ったり、流して自分の話題に変えたりするのは無作法。相手が話している間は黙って、短くあいづちを打つだけにとどめ、相手に意識を集中して。
2、身だしなみと仕草に気をつける
外出しなくても身ぎれいでいることは、家にいる身近な人へのマナーであり愛情。また、自分では気にならない仕草も他人は気に障る可能性も。常に意識して。
3、自尊心を持って自己主張する
自己主張は、礼節の基本である他人への敬意にもなる。率直に気持ちを伝えず、意見や意思を濁すほうが、相手に失礼で、人間関係や信頼を損ねかねないと心得て。
大森ひとみさんおすすめのもう1冊
『女性の品格装いから生き方まで』坂東眞理子
何度も読み返したい女性の教科書。
約束をきちんと守る、友人知人の悪口を言わないといった、よき人としての規範が書かれた大ベストセラー。「時代が移り変わっても大切にしていきたい内容だからこそ、一過性のブームに終わらず長く読まれているのでしょう。