2016年3月18日 08:00
嫌なことは3秒でクリア! 出会いを導くプラスのルーティン
嫌いな人に接するときは、その人の頭の上に、自分が大好きなものをイメージするといい。これだけで脳が快へと切り替わります」(西田さん)
◆プラスのボディランゲージを作る。
泣くと悲しい、笑うと楽しいというように感情と動作はリンクしている。脳を“出会える状態”に保つには、プラスのルーティンが有効。「たとえば、『ありがたい』と言うだけで、よい状況だと脳は錯覚をします。プラスのイメージと言葉、そして簡単な動作を合わせたボディランゲージを決めておくと不快も快に切り替え可能に」(西田さん)
◆見つけた好きなことを丁寧にあつかう。
せっかく好きなことや夢中になれるものを見つけても、おざなりに過ごしては、出会い体質は遠ざかる。「たとえば、好きなお菓子を食べるときに、なんとなく食べるのと『おいしいな~』とよく味わうのでは、気分が全然違いますよね。
日々を大切に過ごし、小さな幸せを感謝できるようになると、人生が大きく変わってきます」(奥平さん)
◇にしだ・ふみおメンタルトレーニング研究者、株式会社サンリ代表。脳科学と心理学を用いた理論で経営者らの指導に携わる。最新刊『錯覚の法則』(大和書房)。
◇おくだいら・あみい文筆家。