2020年8月27日 21:30
移住、リフォームも増加…「withコロナ」時代の“新しい暮らし”
ひとつのエンタメコンテンツを通じて複数人と楽しさを共有することで、寂しさを解消しようとする人が増えています」(小山さん)
3、居住空間の重要性を再認識。移住やリフォームの選択肢が当たり前に。
「自宅で過ごす時間が増えたことで、室内環境を整えようと考える人が増えたようです。家具の売り上げが伸びたり、リフォームの需要が増えたりしたのもその一例。これまでよりも長時間を過ごすのであれば、自宅にお金をかけても費用対効果が得られますから。また、自然が多く住みやすい郊外へ引っ越す人や、思い切って県外へ移住する人も。“暮らす場所”を見つめ直すきっかけになったといえますね」(小山さん)
4、免疫力アップのために、自炊が依然として主流。時短が叶う調理家電も人気。
「コロナ初期には惣菜が売れていましたが、中期に入ってからは食材の売り上げが増しました。手料理することに意識が向いていったんです」(小山さん)
「栄養や免疫をつけようと、料理を手作りする人が増えたんです。自炊率の高まりと比例するように、“ほったらかし家電”と呼ばれる自動調理鍋も売れました。自宅で仕事をしながら並行して料理もするスタイルが普及した結果ともいえますね」