2020年8月31日 19:00
上白石萌音、佐藤健との共演を「鈍くさ~く演じました」
確かな歌唱力の持ち主でもある女優で歌手の上白石萌音さん。ピュアで穏やかなのに芯が強くて、ひたむきな姿が共感を呼ぶ。まさに少女漫画のヒロインを地でいくような人。
理想の恋愛として真っ先に浮かぶのが、おじいちゃんとおばあちゃんになって縁側でお茶を飲んでいる姿なんです。
――目立つことが苦手な上白石さんが、「東宝シンデレラ」オーディションを受けられたのは?
上白石:もともと歌ったり踊ったりするのが好きで、ミュージカルスクールに通っていたんですが、そこで勧められたんです。受かるとはまったく思っていなくて、2次審査は福岡に行けるとか、最終まで残ったら東京に行けるっていうことが楽しみで。最終審査に受かったら次の日の『めざましテレビ』に出ることになっていたんですけれど、私と一緒に受けた妹は、ミュージカルのチケットを取っちゃっていましたから。それくらい誰も受かると思っていなかったんです。
――いま役を演じられる時に意識されていることはありますか?
上白石:監督の意向をどこまで酌めるかということでしょうか。この作品での私の役割というものがあるはずですから、そのために何をしたらいいかを考えている気がします。