2020年8月31日 19:00
上白石萌音、佐藤健との共演を「鈍くさ~く演じました」
――まさにドラマ『恋はつづくよどこまでも』(以下、『恋つづ』)では、視聴者が共感して応援したくなるヒロインを演じられていましたよね。
上白石:…演じられてました?
――見事にハマっていましたよ。
上白石:私自身がどうやっても普通なんで、ザ少女漫画のヒロインにはどうあがいてもなれないのはわかっているんです。ただ、『恋つづ』は、佐藤健さんという絶対的なカリスマ性を持った存在がいて、そこにどう考えても無理でしょうっていう女の子がアタックするというアンバランスさが見どころの作品で、私が選ばれたのも、そこだと思っています。だから可愛く映ることは考えず、ひとつひとつ楽しみながら鈍くさ~く演じました。
――演じた七瀬は、好きになったら一直線っていうタイプですけれど、ご自身はどうですか?
上白石:私は衝動で動いたことがないんです。理性が勝ってしまって。だから七瀬の一途さに憧れます。
――理想の恋愛、ありますか。
上白石:どんな恋愛が理想だろうって考えると、おじいちゃんとおばあちゃんになって縁側でお茶を飲んでいる画が真っ先に浮かぶんですよね。あまりヤキモキすることなく、老後まで楽に一緒にいられるのが理想でしょうか。