くらし情報『「風邪かな?」の油断に潜む「ジカウイルス感染症」 意外に初期症状が軽い』

2016年4月4日 12:00

「風邪かな?」の油断に潜む「ジカウイルス感染症」 意外に初期症状が軽い

ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN

意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、「ジカ熱」です。

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昨年秋から中南米で流行しているジカ熱がニュースになっていますね。正式名称は「ジカウイルス感染症」。蚊に刺されることにより感染します。死に至る病気ではないのですが、妊婦が感染した場合、小頭症の子供が生まれるリスクが高いと問題視されています。

実際、ブラジルのリオデジャネイロでは、小頭症の子供の出生率が通常の約20倍まで増えてしまいました。妊婦は蚊に刺されないよう、また妊娠中はジカ熱の発症している地域への渡航を控えるようにと、国連のWHO(世界保健機関)は勧告しています。これまでもデング熱や新型インフルエンザなど、毎年何かしら感染症がニュースになりましたね。

新種の感染症が発見されるたびに、WHOは徹底して調査をし、封じ込め作戦を懸命にしています。急激に広がる感染症に共通しているのは実は、「初期症状が軽い」ということ。ジカ熱も最初は発熱、発疹、結膜炎、関節痛、倦怠感に頭痛など、「風邪かな?」と油断してしまうような症状なんですね。

日本国内での感染はまだありませんが、帰国後の発症は、今年ブラジルから帰国した高校生と主婦が、過去には2014年にも3件確認されています。

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