くらし情報『自閉症の施設が閉鎖の危機に…政府を動かしたのは2人の男と映画の力』

2020年9月10日 19:50

自閉症の施設が閉鎖の危機に…政府を動かしたのは2人の男と映画の力

あとはフランスだけでなく、オランダやドイツなど、ほかの国においてもこの作品の上映があったのちに、こういった仕事の大変さや存在意義、さらには自閉症というのがどういった病気なのか、ということが見直されたそうです。

コミュニケーションの方法は言葉だけではないと知った

自閉症の施設が閉鎖の危機に…政府を動かしたのは2人の男と映画の力


―素晴らしいですね。では、ステファンさんとダーウドさんと交流を続けるなかで、監督自身が影響を受けたことはありますか?

監督彼らと出会ったことによって学んだのは、「“言語”というのはひとつではない」ということ。つまり、あくまでも言葉は相手とコミュニケーションをとる方法のひとつであって、ほかにもいろいろなやり方があるということです。そのなかで、僕と共同監督のナカシュにとってのは“言語”は映画であり、映画を通してやるべきことを伝えていくのが自分たちの任務であるということに改めて気づかされました。

そんなふうに、コミュニケーションの方法はひとつではないということを知れたのは、彼らとの出会いから一番影響を受けたところじゃないかなと思います。

―彼らと出会ったのは26年も前で、そのときからナカシュ監督と一緒にいつか映画にしたいと思われていたそうですが、いまこの作品を作ろうと思ったのはなぜですか?

監督出会ったときは、彼らの団体もまだスタートして間もなかったですし、僕たちもまだ“言語”としての映画がどういうものかというのがわからず、試行錯誤しながらという状態でした。

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