くらし情報『日本人も共感しやすい? “現代の生き方”を考えさせられる「韓国文学」5選』

2020年9月18日 20:30

日本人も共感しやすい? “現代の生き方”を考えさせられる「韓国文学」5選

年配から子どもまで、さまざまな人が主役を務める。「引用したのは、老教授の言葉です。誰かが遠くに石を投げたら、次の世代がその落ちた石を拾ってまた遠くに投げてくれる、というたとえ話に続けて語られている。自分一人ですべてを成し遂げようと気負うのではなく、未来を信じて、今できることを頑張ろうと思わせてくれます」

『四隣人の食卓』ク・ビョンモ小山内園子 訳/書肆侃侃房
日本人も共感しやすい? “現代の生き方”を考えさせられる「韓国文学」5選


大きくなったり、積もったりしてから「たかが」で済ませられるものなど、この世には一つもない。
“入居10年以内に子どもを3人もうける”ことを入居条件とする、国家の少子化対策の一環として作られた集合住宅に越してきた4組の夫婦。「育児などを協力し合おうとする彼らだが、家族同士、あるいは夫婦間で、価値観の違いにより、少しずつ軋みが生じていく。
“たかがこれくらいは見過ごしておこう…”という違和感や不快感が、やがて耐えられないものになっていく状況は、きっと、誰しもにおぼえがあるのではないでしょうか」
『わたしに無害なひと』チェ・ウニョン古川綾子 訳/亜紀書房
日本人も共感しやすい? “現代の生き方”を考えさせられる「韓国文学」5選


愛ほど不公平な感情はないだろうと私はたまに思う。
第51回韓国日報文学賞を受賞した、7つの作品を収録している短編集。

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