2020年10月19日 18:00
のんと林遣都がロマンス!? 31歳おひとりさまと年下男子の崖っぷち恋
と言っていたくらいですから。
ーー確かに、のんさんと林さんが並んで歩いている姿を見るだけでも、胸がキュンとしてしまうのを感じましたが、監督曰く、みつ子と多田くんがアウトレットモールで買い物をするシーンでもふざけ合うおふたりならではの“化学反応”を感じる瞬間があったのだそう。見事なキャスティングも本作の見どころですが、監督にとって現場で印象的だった出来事とは?
30代であることを意識して演じてもらった
監督みつ子に関しては、誰にやってもらえばいいのだろうすごく迷いましたが、プロデューサーから「のんさん」と言われたときに、バチっときました。のんさんは、実際の年齢がまだ26歳なので、ときどき喋り方や走り方が幼くなってしまうときもありましたが、30代であるということをすごく意識してやってくれたと思います。
実は私が30歳になったとき、あまりの恐ろしさに家を飛び出して、ひとり旅をしたことがありました。それはみつ子の上司のエピソードとして入れていますが、『何かしてないと何ひとつ成し遂げないまま朽ち果てていくなこりゃ!』という不安でいっぱいだったんです。まだ何者でもない自分とアルバイト代だけで貯めたお金が嫌で、それを清めるつもりで一気に使ってやろうと。