くらし情報『“腰痛”予防にいい食べ物は? 中医学から見た今の季節にとりたいもの』

2020年10月28日 20:30

“腰痛”予防にいい食べ物は? 中医学から見た今の季節にとりたいもの

に関するトラブルが多く、腰痛も血流障害による不通則痛型が多いようです。

温かな血を巡らせて、腰を冷やさないことが大事。
血流が悪くなる原因はいろいろですが、まず挙げられるのが血自体の少なさです。ちょろちょろとしか流れなければ、当然滞りが生まれますね。また、血が汚れて粘り気があることも、詰まりの原因になります。さらに大事なのが、温度。漢方では血には油のような特性があるとし、温めるとよく流れ、冷やすと固まって循環が悪くなると考えます。先ほど腎の機能低下も腰痛の一因とお伝えしましたが、腎には体を温めるストーブのような役割もあり、同じく冷えに弱い場所。
ぎっくり腰のように急性のトラブルを除き、冷やすことは腰には大敵です。

以上のことから、腰痛の養生としてまず心がけたいのは保温と補血です。とりわけ下半身を冷やさない心がけを。腰まわりを温かくして、デスクワーク中も時々歩き回るようにして血を巡らせることは、腎を元気に保つのにも有効です。その上で、血を補う食べ物を日々の食卓に。レバーやにんじんのほか、今ならほうれん草もおすすめです。血液をどろどろにする、脂っこいものや甘いものは控えましょう。

もう11月。

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