2020年12月13日 19:30
佐久間由衣、初舞台で紅一点! 「すでに頭がパンクしそうです」
、彼を信奉する部下(高杉)、彼の妻(佐久間)が絡み合い展開していく。
「いい意味で地に足がついていないというか、妄想の部分とリアルとが交じっているお話なんです。この場面は何を表しているのか、このセリフはどういう意味なのかというようなところを、いま柄本さんとキャストのみなさんで、台本のなかからひもといていきましょうっていう段階です。本読みをしながらも一回一回止めて、このセリフは何なのって話したり。私はすでにいっぱいいっぱいですが、みなさんどっしりしていながら、何色にも染まっていないようなピュアな視点から台本を読み取ったり、表現をされている。そういう姿勢が大事なんだって、学ばせていただいています」
物語は、わだかまりや誤解から、とんでもない方向へ転がっていく。
「呪いのように悪い感情が移っていく世界のなかで、私が演じる役はそこに立ち向かおうとしている役なのかなと。それがいいのか悪いのかわからないけれど、前半と後半で物語のなかでどう変わっていけるのか、そういう強さとかまっすぐさはまっとうしたいと思っています」
長身に曇りのない瞳。
これまでも意志の強いまっすぐな役柄が多いが、自身は「すごく臆病」