2020年12月31日 18:30
「デジタル庁」誕生に、東京五輪など… 21年になってどう変わる!?
フェンシングなどは密を避けられる競技ですよね?
五:ほんとだ。マスクもしていますし、完全に距離を保てる!今後、コロナでも大丈夫な新しい競技が増えるかもしれないですね。
堀:はい。競技によってはルールの変更もあるかもしれません。パラリンピックは、障害によっては感染リスクも大きいので、無理はさせられないといわれています。
五:選手たちはどう受け止めているのですか?
堀:パラリンピック選手のメンタルトレーナーの方に伺ったところ、東京に照準を合わせて、開催できなくなると衝撃が大きいので、次のパリやロサンゼルス五輪にモチベーションを持っていこうとしているとおっしゃっていました。
五:4年後、8年後にですか…。
堀:でも、ほかにも方法は模索されていて、最近では「バブル(注1)」といって選手と関係者だけを完全隔離して、ホテルと競技会場を往復する開催方法が試されました。
先日は水泳の国際大会で採用され、北島康介さん率いる日本チームが好成績を残しました。
注1「バブル」
選手と競技を「バブル(泡)」のなかに包み込むイメージで、徹底した感染予防対策を講じた大会運営方法。競技場、練習場、ホテル、移動バスをすべて隔離し、移動の動線まで制限し、開催期間中、バブルにはPCR検査で陰性が証明された関係者しか入れないようにします。