2021年1月6日 19:40
元ゲイ風俗の「もちぎさん」 “SNS利用者に多そうな今どきの人”向け自己啓発本
名言を抜き出すような見せ方もしたくなくて、実際の会話のように“あれはいい言葉だったな”とそれぞれに感じてもらえればと思っています」
ちなみに、もちぎさんが相談される側として大事にしているのは「相談者の力に任せること」だそう。
「ある程度は答えが決まっているんだろうなと思いながら話を聞きます。なので、『でも』とか『だって』っていう言葉がその人から聞けるとニヤッとしますね」
隣に座って二人の会話に耳を傾けているような気分になり(ラーメンはないけれど!)、「自分の場合は…」と思いを巡らせるひととき。心に響く言葉がきっとあるはず。
『悪魔の夜鳴きそば』「幸せになりたいなら、なりなさい」。人生を豊かにするための気の持ちようが見えてくる、著者初めての“ストーリー型自己啓発”本。マガジンハウス1400円
作家。平成初期に生まれたゲイ。
元ゲイ風俗とゲイバーの従業員。2018年10月より始めたTwitterでそれらの経験談を発信し、瞬く間に人気に。著書に『ゲイ風俗のもちぎさん』『あたいと他の愛』など。
※『anan』2021年1月13日号より。インタビュー、文・兵藤育子
(by anan編集部)
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