くらし情報『元ゲイ風俗の「もちぎさん」 “SNS利用者に多そうな今どきの人”向け自己啓発本』

2021年1月6日 19:40

元ゲイ風俗の「もちぎさん」 “SNS利用者に多そうな今どきの人”向け自己啓発本

あの、もちぎさんの自己啓発書『悪魔の夜鳴きそば』と聞いて、どんな内容をイメージするだろう。ご存じない方のために説明すると、もちぎさんは父親と死別後、母親からDVを受けて育ち、高校生のときゲイに売春をしていたことがバレて家出。ゲイ風俗やゲイバーなどで働き、自ら稼いだお金で大学を卒業。そのセンセーショナルな人生を明るくツイッターで発信したところ話題を呼び、わずか2年ほどでコミックエッセイや小説などを何冊も発表している人気作家だ。

不幸じゃないけど不満まみれ、悩める人に響く幸福論。
元ゲイ風俗の「もちぎさん」 “SNS利用者に多そうな今どきの人”向け自己啓発本


「ぶっちゃけた話、自己啓発書を買う人って、本を買ったら変われると思っている人だと思うんです。もう少し柔らかく言うと、変わろうという前向きな意志がある方ですね」

いろんな自己啓発書を読んでみた結果、内容云々より誰に向かって書いているのかが気になり、書店のビジネス書コーナーに来る人を観察。アプローチのしかたも独特だ。


「主人公があまりにもおバカというか、さすがにそれはわかるでしょ?みたいな失敗から始まることが多いんですよね。だけどこの本は、他の人よりちょっと賢いと思っているけれど、なんでうまくいかないんだろうと考えているような人が主人公。

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