くらし情報『昭和の大作家・山田風太郎の小説をコミカライズ! 勝田文『戦中派不戦日記』』

2021年1月16日 21:10

昭和の大作家・山田風太郎の小説をコミカライズ! 勝田文『戦中派不戦日記』

タイトルの風太郎とは、忍者ものなどで一世を風靡した戦後の娯楽小説家・山田風太郎のこと。本作は医学生だった山田青年が兵隊として召集されず、東京で細々と暮らしていた日々を綴った『戦中派不戦日記』のコミカライズだ。手がけているのは、これまで主に女性誌で作品を発表してきた勝田文さん。その意外性がまずもって興味深い。

年表には記されないあの時代を生きた人々の姿。
昭和の大作家・山田風太郎の小説をコミカライズ! 勝田文『戦中派不戦日記』


「基本的に楽しくてバカバカしいものを描きたいっていう思いがずっとあったので、コミカライズのお話をいただいたときは自分でも意外でした。だけど今まで描いたことのないジャンルなので、面白くできる可能性はあるかなと思ったんです」

日記が始まるのは、日本の敗戦が決まる“運命の年”が明ける昭和20年1月1日。B29が連日来襲し、食料も日に日に手に入りにくくなる、不安と困窮を極めた暮らしではあるものの、原作を読んだ勝田さんは「時代の雰囲気そのものは、わりと今と変わらないのかも」と感じたそう。

「上の人たちがやっていることを庶民はよくわかっていない感じが似ていると思いました。本当のところはどうなの?みたいな空気とかも」

山田青年は田舎から出てきたインテリ青年なのだが、本気で医者を目指しているわけでもなく、かといって戦地に行くことも叶わない宙ぶらりんな状態。

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