2021年2月15日 19:10
『呪術廻戦』の魅力とは? カギとなる“9つのワード”を解説
現代の東京を舞台に、呪いと呪術師の戦いを描く、週刊少年ジャンプ連載中の漫画『呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)』。少年漫画が原作ながら、大人をも魅了する本作の秘密を考察。
日常に潜む“異界”が怖い。
物語の舞台が現代であることも重要なファクターの一つ。“呪い”が存在していても呪術師以外は認知できないという設定だが、画面を通じて、異様で得体の知れない呪いが見慣れた街の風景や学校に登場するところが怖い。日常と地続きの世界に、とんでもない闇が待ち受けているかもしれない、そんなリアリティを感じさせる。
スタイリッシュな作画と演出。
都会的でおしゃれな雰囲気が全体を貫いている今作。
特に、オープニングとエンディングテーマは、映像と音楽の一体感、完成度の高さから第1クールから大きな話題に。カメラワークや絵のタッチなどそれぞれに練り上げられていて、曲ごとにまるで違うテンションをまといながらも、作品の世界を立体的に浮かび上がらせている。
SEASON2 OPテーマWho-ya Extended「VIVID VICE」
見る人の気分を盛り上げる疾走感のあるバンドサウンドに合わせて、キャラクターたちが戦いに向かう様やバトルシーンが描かれる。