2021年2月18日 19:20
森七菜「松村北斗さんは威厳のある方だと感じた」現場での様子を語る
ただ、地味系女子大生というのは、確かに私には合っているのかなと(笑)。今回はギャル系も演じなければいけなかったですが、ギャルになりきる必要はなかったので、メイクさんに頼りつつ、仕草には気をつけました。
―とはいえ、原作ファンであるがゆえに感じるプレッシャーもあったのでは?
森さん自分が原作を好きだからこそ、原作ファンの方々の目線はすごく意識しましたし、みなさんに納得してもらうにはどうすればいいかを考えました。でも、現場では監督がつねに私の道しるべとなってくださったので、そこに思いっきり向かって行くだけだったと思います。なので、あまりプレッシャーを感じずに演じられました。
1度で2度おいしい作品になっているのがおもしろい
―実際に作品を観て、お気に入りのシーンがあれば教えてください。森さんこの作品がおもしろいのは、前半と後半ではっきりとわかれる瞬間があって、それぞれ全然違う“色”になっているところ。1度で2度おいしい作品になっていると思います。
実際、その分岐点となるシーンを撮っているときは、それまでのコミカルなシーンとは違って、現場も緊迫した状態になったので、別の映画を撮っているような気分になったほどでした。