2021年4月10日 21:40
中川大志「全部大変!(笑)」 石井杏奈との3度目の共演を語る
足場を入れてもらったんだけど、頼りたくなくて壁にずっとぶら下がってたから、ワキが真っ青に内出血してびっくり(笑)。でも、力尽きていく感じとかかなりリアルになったと思う。
――1シーン目から大変だったんですね。
中川:全部大変!(笑)でも、生々しさを追求するためにあえて細かい動きや言い回しを準備せずに現場に入り、あとは現場で起きたことを全てとしようという覚悟で臨んだんです。そうしたら杏奈ちゃんも同じで、その場に流れている空気感に委ねるというお芝居がすごくマッチしていたと思う。
石井:笑っていたと思ったら直後のシーンでは泣いたりと、感情の激しい撮影でも、大志くんのテンションが安定していたから乗り越えることができました。過酷な状況にもかかわらず、いつでも笑って楽しんでいる大志くんや現場に救われました。
中川:僕自身にどんどん清澄がフィットしていき、本番になったら清澄になれる、という自信があったんです。
もし自信がなかったら、常に清澄でいるというマインドのまま、合間に笑ったりリラックスしたりはできなかったと思う。――完成作を観ていかがでしたか?
石井:私の知らないシーンで、清澄が玻璃を思って行動する姿を見て感動しました。