くらし情報『『大奥』はよしながふみが描く予定ではなかった!? 今明かされる16年前の裏話』

2021年5月11日 18:10

『大奥』はよしながふみが描く予定ではなかった!? 今明かされる16年前の裏話

描く前は大奥の話だから男の人がたくさん出てくるのかなと漠然と思っていましたが、将軍と老中の女性同士の関係が意外と熱くなりました」

連載中に映画化・ドラマ化され、キャラクターについて俳優と議論をしたり、演技のアプローチを目の当たりしたことで、登場人物それぞれの人生をより深く考えるようになったという、よしながさん。読者としては、全編通した映像作品を見てみたいという欲も……。

「1年くらいのドラマでは、尺が足りなそう(笑)。ひとりのキャラクターが20~30年タームで年齢を重ねていく感じも、マンガ表現ならではの楽しさだと思って、自覚的に描きました。製作コストもかけた時間も、マンガだからこそ実現できた物語なのかなと思います」

至極ごもっとも。未読の人は今こそ通読するチャンス。ため息の漏れるフィナーレを堪能してください!

『大奥』はよしながふみが描く予定ではなかった!? 今明かされる16年前の裏話


『大奥』19ついに江戸城を明け渡す最終巻。大奥では何が起こる?雑誌掲載時のイラスト集のほか、対談などを収録した「公式ビジュアルファンブック」がセットになった特装版も。
白泉社748円(通常版)/1980円(特装版)©よしながふみ/白泉社

よしなが ふみマンガ家。代表作は『西洋骨董洋菓子店』『愛すべき娘たち』など。

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