2021年5月31日 19:10
岡宮来夢 役作りが私生活に影響して「恥ずかしい(笑)」
そんなこと考えたことがなかったけれど、それで生まれる表現があると知って、すごいなと。アッキー(中川)さんの歌を舞台袖で聴いていると、歌っているんだけれど、まるでしゃべっているようで、ミュージカルって突然歌いだすわけじゃなくて、感情が昂って言葉がメロディにのるんだということが自然に感じられる。歌の世界で生きている方から直接教われる機会があって、本当に僕は恵まれているなと思います」
世界的に有名な漫画『PEANUTS』をミュージカル化したこの作品で、岡宮さんが演じたのは、秀才だけど毛布が手放せないライナス。
「稚拙な面と哲学的な面の両方があって、そのアンバランスさが面白いキャラクターですよね。有名なキャラクターだけに、ファンの方からしたらライナスはそうじゃないと言われるかもしれないけれど、それでも僕のライナスはこうですって提示できるのは楽しいし、やりがいを感じます。何より、23 歳の僕が6歳とかの子供を演じられるんだから、舞台って面白いなと。ただ、最近役作りで内股でペタペタ歩いていたら、私生活でもそれが出てきちゃって恥ずかしいんですけど(笑)」
この先に控えるのは、ミュージカル『王家の紋章』。