2021年7月8日 19:00
「ゲイで幸せだ」LGBTQ+当事者が明かす人生を変えた出会い
セドリック・ル・ギャロ監督 & マキシム・ゴヴァール監督
共同で監督と脚本を務めたのは、実生活で「シャイニー・シュリンプス」に7年間所属しているセドリック監督(写真・左)とプロデューサーの紹介によってセドリック監督と運命の出会いを果たしたマキシム監督(写真・右)。作品が完成するまでの道のりや実際のメンバーたちによる驚きのエピソード、そして日本への思いについてお話いただきました。
―今回、おふたりでの共同作業は、どのように進められたのでしょうか?2人だったからこその強みなどがあれば、教えてください。
マキシム監督まず、僕はセドリックとは違ってチームのメンバーでもないし、ゲイでもないので、脚本を書くにあたっては、僕が彼にインタビューをするような形式を取りました。そうすることで、彼にとっては普通のことでも、外から見たらおもしろいと感じることを見つけられるのではないかなと。それから、最初に同性愛者へ理解のなかったマチアスを描くうえでも、当事者ではないからこそ僕の意見が活かせると思ったのも理由です。なので、セドリックが素材で、僕が視点というバランスで作業を進めていきました。
―なるほど。