2021年7月14日 19:10
モデルは英17~18世紀のコーヒーハウス? 新時代のオンラインコミュニティ
様々な思想を持った多種多様な職業、年齢、性別、人種がコーヒーハウスに集まる様子がキービジュアルとして描かれている。
「語り合える場所がなかったり、社会によって決められたカテゴリーで分断されてしまっている現状を変えたかった。SCHは環境問題やジェンダー、カルチャーまで、資本主義社会の中でわからないままフタをしていたこと、誰かが声をあげるまで待っていたようなことを、誰もが同じテーブルで話し合う“大人の学び場”。“社会課題”というと堅く感じるかもしれませんが、例えばアカデミー賞から見る人権問題、音楽やアートから見るジェンダー問題など、カルチャーを切り口に社会を見ることで自分ごととして学べます。前半60分のゲストトークではゲストや専門家を招いてオンラインで講義を行い、後半30分のディスカッションでは講義を踏まえてメイツ(参加メンバー)たちが質問をし合えるインタラクティブ形式に。一般的なアカデミーでは、講師が教壇に立ち講義をして生徒はノートをとる形式で、上昇志向を持って学びを得るようなものが多いですが、ここでは一つの文化が根付くまでの歴史的背景など、上がっていくというより深掘りして視野を広げていくことがテーマ。