2021年8月19日 18:30
1本の動画で貧困地域から世界へ。気鋭ダンサーによる圧巻パフォーマンス
でも、上野公園の近くに泊まったり、京都では哲学の道の近くで一軒家を借りたりして、楽しい思い出がたくさんできました。そんな大好きな国でこの映画を公開できることは、僕にとっても誇りです。
―日本の文化や映画などでも、興味を持たれたものはありますか?
監督僕は、日本映画をはじめ台湾や香港などのアジア映画がすごく好きなんです。とくにカメラワークが刺激的で、観客にいかにインパクトを与えられるかをきちんと考えた撮り方をしているところがすばらしいなと。そういった撮影技法は今回の作品のなかでもにじみ出ているところがあると思うので、映画監督としても影響は受けていると思います。
―それでは最後に、日本の観客へメッセージをお願いします。
監督いまはパンデミックなので、来日できないのは非常に残念で悔しい気持ちもありますが、リル・バックは日本のみなさんにとっても興味を惹きつけるような存在だと感じています。ぜひ彼のダンススタイルを学び、そしてとにかくエンジョイしていただきたいです。
いつかまた、みなさんと直接お話できる機会があることを願っています。
“メンフィスの光”が世界を照らす!
努力と才能で困難な状況から抜け出し、自らの力で希望と成功をつかみとったリル・バックの姿に、気持ちの高ぶりを感じずにはいられない本作。