くらし情報『重要なのは“就寝時間”より“起床時間”? 知っておきたい、睡眠のメカニズム』

2021年9月2日 19:10

重要なのは“就寝時間”より“起床時間”? 知っておきたい、睡眠のメカニズム

寝ている間、こんなことが起きている。睡眠のメカニズム。

重要なのは“就寝時間”より“起床時間”? 知っておきたい、睡眠のメカニズム


睡眠中の脳波は、大きく5段階に変化。就寝直後から、睡眠段階(1)(2)(3)(4)と徐々に深いノンレム睡眠へ。再び浅くなってレム睡眠を迎える。これを1サイクルで、一晩に3~5サイクル繰り返されるのが一般的。段階ごとに脳の働きや体の状態をチェック。

レム睡眠
夢を見たり、外部の危険を察知したり。
脳は密かに“感情記憶”を整理中。

重要なのは“就寝時間”より“起床時間”? 知っておきたい、睡眠のメカニズム


体は寝ていても、脳はいつでも目覚められる準備状態。起きた後も覚えている夢は、このときに見ているといわれ、脳は日中に起こった出来事に対する感情の記憶の整理も行う。

ノンレム睡眠:睡眠段階(1)~(2)
寝ているような、寝ていないような…。ぼんやりした浅い眠りの段階。
はっきりと寝ている自覚はない、最も浅い眠り始めの段階。「ベッドに横にはなっていたけれど、一晩中眠れなかった」という人は、この段階のまま朝を迎えていることが多い。ノンレム睡眠:睡眠段階(2)~(3)
脳はじっくりと長期記憶を保存。
体は寝返りや歯ぎしりをする程度に動く。
眠りながらも体は動くのが特徴。脳内では、その日の出来事や覚えたことなどを、海馬からより広い神経ネットワークに移行させて、長期記憶として保存する作業を行っている。

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