くらし情報『重要なのは“就寝時間”より“起床時間”? 知っておきたい、睡眠のメカニズム』

2021年9月2日 19:10

重要なのは“就寝時間”より“起床時間”? 知っておきたい、睡眠のメカニズム

ノンレム睡眠:睡眠段階(3)~(4)
地震が起きても気づかないほど、ぐっすりと深いノンレム睡眠へ。
心拍数と血圧は低く、呼吸もゆっくりになる深いノンレム睡眠の段階。代謝を落として無駄なエネルギー消費を避け、疲れを癒す。脳内は、日中の出来事を反復するなど活動中。

CHECK1
睡眠中の脳内では“アップデート”を行っている。
睡眠中の脳は、実は大忙し。「例えば、記憶の整理は重要な作業の一つです。翌日のストレスを減らすため、日中に起きた嫌な感情の記憶は、レム睡眠中に消去します。
また、その日に起こった出来事や、初めて動かした体の使い方の反復練習を行ったり、脳内の情報を結びつけてアイデアを作るといったことも、睡眠中に行っています。こういった作業が行われることで、眠っている間に、よりよい明日の自分を作っているといえます」

CHECK2
日中の行動によって睡眠リズムは日々変動する。
“毎日規則通りの睡眠サイクル”なんて現実的ではない、と菅原さん。「デスクワークで頭を使った日と、運動した日とでは、体や脳の疲労具合が異なるため、睡眠時の作業工程も変わります。つまり、睡眠のリズムは日中の行動によって変化。

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