2021年9月10日 19:10
“映画好き”こがけん 「オーマイガー!」と感じたおすすめドキュメンタリーとは?
配信プラットフォームなどで気軽に作品を見られるようになり、いま勢いを増すドキュメンタリー。その魅力と楽しみ方を知るため、『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』など話題作を次々と発表するテレビディレクターの圡方宏史さんと、映画好き芸人のこがけんさんに、作る人、見る人、それぞれの視点から話を聞いた。
むき出しのリアルが持つ、圧倒的な強さ。
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圡方さんは、小劇場で公開された作品がロングランになるなど、ドキュメンタリーに注目が集まっているのを肌で感じているそう。
「テレビも含めてNetflixなど配信も加わり、映像作品が豊富にある中で、今エンタメは二極化しているように思います。膨大な制作費をかけて世界観を作り込んだ没入感のある作品か、反対にむき出しのリアリティで作るものか。『事実は小説よりも奇なり』といいますが、台本があってお決まりの展開で進んでいくものに視聴者が満足できなくなってきていて、実際に起きていることをもとにしたドキュメンタリーに、多くの人が惹きつけられているのではないでしょうか」