くらし情報『“映画好き”こがけん 「オーマイガー!」と感じたおすすめドキュメンタリーとは? 』

2021年9月10日 19:10

“映画好き”こがけん 「オーマイガー!」と感じたおすすめドキュメンタリーとは? 

作り物ではないリアリティだからこそ心を動かされるのであり、それこそがドキュメンタリーの神髄と、こがけんさんも話す。

「僕が度肝を抜かれた最初のドキュメンタリー作品は『モハメド・アリかけがえのない日々』。リングの中で闘い、外でも社会と闘っているアリがとにかくかっこよくて。こんな人間がリアルに生きていたんだと思うだけで“オーマイガー!”です。ドキュメンタリーが映す世界は、時間や場所は違えど、自分が生きている現実の延長線で起きていること。そこに強いパンチ力と説得力がある」

だからこそ、「想像していないことばかり起きる現実を、どう編集していくかに監督の手腕が出るのが見どころ」と続けます。

「フィクションの映画は監督という神様がいて、すべてコントロールしますが、ドキュメンタリーは作り手が想定すらできない無秩序な世界。『FAKE』という佐村河内守さんに密着した作品では、最後の12分、監督・森達也さんの手から離れて、すごい展開になるんですよ。
コントロール不能に陥った感じがまた面白いんです」
また圡方さんも、最近は表現方法が多様になっていると語る。

「従来のドキュメンタリー作品は勉強的要素が強く、比較的それがイデオロギーとくっつきやすかった。

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