2021年9月11日 22:10
小島秀夫さんに聞くゲームの進化。『メタルギア』『デススト』に込めた思いとは
ゲームは昔の漫画のように、自然と学びが頭に入りやすいメディアだと思うので」
9月24日には、PlayStation5用ソフト『デス・ストランディング ディレクターズカット』が発売される。ディレクターズカットと謳っているが、新しい要素が多く追加されたものに。
「マップを大改造して行けなかったところに行けるようになったり、“こういうのがあったらよかった”という武器や装備、イベントを追加しました。基本的には発売後にユーザーからもらった反響や反応を取り入れています。敵と戦う練習ができる場所やレース場も追加。歩いている時に流れる音楽の種類も増やし、ディレクターズカットではなく、エクステンディッド(拡張)バージョン、『デス・ストランディング1.5』という感じです。PS5では、上下は切らずに左右を広げ、その分を新たに作り直しました。情報量が増え、既に見た風景も違って見えます」
『メタルギア』では、隠れることに基軸を置いたステルスゲームを確立。
その後も常に新しい試みを続けている小島さん。今後、ゲームをどんなふうに進化させていきたいかと尋ねてみると。
「僕がやりたいのは、リアルタイムで変わっていくゲームです。