くらし情報『すごいよ縄文人…! 圧巻の“東京産”土偶100点にしびれる展覧会』

2021年11月10日 19:30

すごいよ縄文人…! 圧巻の“東京産”土偶100点にしびれる展覧会

石皿は、使いすぎて真ん中がへこんだり、割れてしまったりしています。クルミパンを食べる東京の縄文人……彼らがどんな生活をしていたのか、道具類を見ながら考えてみるのも楽しいです。

縄文人ネットワークがすごい!

すごいよ縄文人…! 圧巻の“東京産”土偶100点にしびれる展覧会


縄文人たちの交流がわかる展示「ヒスイロードとコハク」も見どころのひとつ。

美しく希少価値のあるヒスイには、縄文人も魅了され、ステイタスシンボルとしても使われていたそうです。

日本国内で唯一ヒスイがとれるのが、新潟県の糸魚川。そのヒスイが、各地の遺跡から発掘されているため、日本全国に出回っていたことがわかります。

都内でも70点以上が出土。糸魚川産のヒスイが、長野や山梨を通る「ヒスイロード」で関東に入ってきたようです。
代わりに関東からは、千葉産のコハクや海産物が山梨や長野に運ばれていたとのこと。モノが流通し、当時の縄文人ネットワークが広範囲に広がっていたことがわかります。

土偶100点がすごい!

すごいよ縄文人…! 圧巻の“東京産”土偶100点にしびれる展覧会


第3章「縄文人の暮らし」では、縄文時代のムラの様子を再現。縄文人が舟をこいでいたり、土器をつくっていたり、あるいは埋葬している人たちもいて、当時の暮らしぶりがよくわかります。

集落のモデルとなったのは、縄文時代中期の多摩ニュータウンNo.107遺跡です。

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