くらし情報『「日本人は僕のアイドル」フランス人監督がいまの日本人に伝えたい思い』

2021年12月10日 19:00

「日本人は僕のアイドル」フランス人監督がいまの日本人に伝えたい思い

今回は、東洋の魔女たちとの撮影で得た真実や日本に対する思いについて、語っていただきました。

―10年ほど前に、女子バレーボール日本代表チームの映像を見たことが本作の始まりということですが、最初に映像を見たときはいかがでしたか?

監督いまでは多くの選手がしていることですが、あそこまでハイレベルなトレーニングは60年代では非常に珍しいことではないだろうかと感じました。体格の大きなヨーロッパの女子選手でも、あれほどの厳しい練習はおそらくできなかったでしょうね。そういう意味でも、女子バレーボール界において、東洋の魔女たちはパイオニア的存在だと思いました。

―映像を見たとき、監督のなかで感覚的なつながりもあったとか。

監督確かに、神経回路がパッとつながるような感じはありました。それは子どもの頃にバレーボールを題材にした日本のアニメを見ていたので、構図や選手たちの美しさが僕のなかで一致したのだと思います。そして、その瞬間に何かがひらめき、この映画を作ることにしました。


―いまの時代に、東洋の魔女たちの真実を伝えることには、どういった意味があるとお考えですか?

監督昔に比べると、女性の地位も上がったので、近年は激動の時代と言えるかもしれませんが、それでもいまだに学者や政治家をはじめとする著名人や主要なポストにおいて、男性のほうが優位であることは変わっていないのではないでしょうか。

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