2021年12月16日 19:30
「カン・ハヌルさんは星のような人」韓国の注目監督が現場で見た素顔
数えきれないほどいろいろな思い出がありますね。でも、そういった文通を経験したことで僕の人間形成において、待つことの楽しさを教えられたのかもしれません。手紙を通して慰められたり、元気をもらったりしたので、文通をしていてよかったなといまは思っています。
成長過程において、近くにあったのは日本の文化
―劇中では日本に関わる描写も出てきましたが、ご自身は日本に対してどのような印象をお持ちですか?
監督日本には親しい友達がいたので、これまでに10回以上行ったことがあります。もちろん友達に会うためではありましたが、大きな目的のひとつはおいしいご飯を食べられること(笑)。また落ち着いたら、ぜひ行きたいなと思っています。
―何か影響を受けている、お好きな文化や作品はありますか?
監督僕が子どものときは、韓国で日本の文化に触れられる機会は少なかったですが、規制が緩和されてからは、いろいろなものを楽しむようになりました。いまでは日本の音楽も映画も、大好きになってしまったほど。
僕の成長過程において日本の文化は近くにあったので、さまざまな影響を受けていると思います。
―それでは最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。