くらし情報『時間コストがインフレに? “新しい働き方”を紐解く3つのキーワード』

2022年1月6日 20:00

時間コストがインフレに? “新しい働き方”を紐解く3つのキーワード

さまざまな人とのつながりを持ち、多様な役割をこなす能力が養われることで、時代の急速な変化にも対応できる人材として重宝されやすくなるはずです」

Keyword3:メンバーシップからジョブ型へ。
時間コストがインフレに? “新しい働き方”を紐解く3つのキーワード


終身雇用、年功序列賃金といった従来の“メンバーシップ型”から、職務(ポスト)に対して契約して雇われる“ジョブ型”へ雇用スタイルの切り替えが進んだことが、柔軟な働き方を後押し。「専門性を武器に、より高いポストに転職したり、会社を立ち上げる若き起業家が続出。その背景にはオンライン化が進み、クラウドファンディングを利用したり、海外市場とダイレクトにつながれるようになったことで、国内外からスタートアップの資金を調達しやすくなったことが関係しています。自由度が増し、若い世代でも才能を活かせるようになったことで、働き方の選択肢が広がっています」

白河桃子さん相模女子大学大学院特任教授、昭和女子大学客員教授、ジャーナリスト、作家。ダイバーシティ、働き方改革、女性活躍などをテーマに著作、講演活動を行う。「働き方改革実現会議」をはじめ、多数の政府の委員を歴任。

※『anan』2022年1月12日号より。
イラスト・井上 明取材、文・鈴木恵美

(by anan編集部)

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