2022年1月14日 21:30
石崎ひゅーい「音楽と結婚している感覚で作りました」 5年ぶりのフルアルバム
や、アニメ『歌舞伎町シャーロック』のEDテーマ「パレード」など、タイアップ曲も多数収録。なかでもドラマ『警視庁・捜査一課長』の主題歌「アヤメ」の制作は印象深かったと語る。
「『アヤメ』はこの時代にどう向き合うかをテーマに、心に深く届くシンプルな言葉を意識して書いたので苦労しました。でも出来上がってドラマの制作チームの方たちに喜んでいただいて。ドラマでもアヤメの花や色をモチーフとして使ってくださり、頑張った甲斐がありました」
2012年に『第三惑星交響曲』でデビューした時は、自身の繊細な感性を音楽にしてステージで爆発させる、本能的なアーティストというイメージだった。なので、こうして様々な作品に寄り添った音楽を次々と生み出すようになるとは思わなかったと正直に伝えたら、こんな反応。
「僕自身も驚いてます(笑)。5年前のアルバム『アタラズモトオカラズ』の頃は、自分をとにかく放出して、ゼロになるまで出すみたいな考え方で歌ってたから。
でもそれ以外の方法も導き出さないとシンガーソングライターを長く続けていけないと思ったことも大きかったですね」
タイアップ曲の他、個性豊かな新曲たちも並ぶ。ガレージパンク風の「ジュノ」