2022年1月13日 19:00
ジブリ好きのダン・スティーヴンス「日本の作品はディテールと芸術性がマジカル」
東京から発信されているメンズウェアが好きで、いつもインスピレーションをもらっています。なので、それらがどんなふうに作られているのかを見に行きたいですね。あとは、スタジオジブリのミュージアムにも行ってみたいです!
―以前からジブリファンであることは公言されていますし、昨年はジブリ作品『アーヤと魔女』で英語版吹き替えも担当されていますよね。日本の作品から影響を受けているところもありますか?
ダンさん『魔女の宅急便』や『となりのトトロ』、『ハウルの動く城』といった宮崎駿監督の作品が大好きで、よく子どもと一緒に家で観ています。魅力的だと思うのは、ディテールと芸術性がマジカルなところ。どれもとても美しいですし、ジブリが描いているようなマジックリアリズムは、子どもたちにもぜひ触れてほしいと考えているところです。―それでは最後に、日本の観客に向けてメッセージをお願いします。
ダンさんまずは、とにかく楽しんでほしいですね。
今回描かれているAIやロボット技術というのは、日本で発展したところもありますから、そういう部分も見ていただけたらと。日本から遠く離れたところで作られた物語ではありますが、同じ人間としての共通点を見い出しながら、楽しんでもらえたらうれしいです。