くらし情報『山口紗弥加「大事な人ほどあんまり会いたくないかも(笑)」 恋愛・結婚観を告白』

2022年1月21日 19:10

山口紗弥加「大事な人ほどあんまり会いたくないかも(笑)」 恋愛・結婚観を告白

私自身も実際に30代後半で同じような奇跡体験をしているので、リンクするところがありました。それから忍は、漫画家としての現実と、母、そして妻であることの責任や呪縛によって、“私”としての熱意や願望を抑え込み続けた結果…気づいたら思考停止のような状態に陥ってしまっていたんだと思います。そういうことを想像しながら台本を読んでいたせいか、私の頭まで働かなくなってしまって焦りました(笑)。こんな経験は初めてです。でも18歳年下の千秋(板垣李光人)と恋に落ちることで自分を取り戻していく忍と呼吸を合わせるように、私の心も動きだして、ああしたい、こうしたいという欲が出てきたり、本当に不思議な体験をしています。

――28年もこのお仕事を続けてこられて、それでもまだ初めての体験があるってすごいことですよね。

山口:まだまだ未熟者の証です(笑)。大九(明子)監督の演出も心情を切り取るというより、鋭利な刃物でえぐり取られるような感覚なんです。
「演技(嘘)はいらない、その瞬間のリアルを見せろ」と迫られているようで、毎日、必死です(笑)。大九監督はひらめきの天才でカット毎に新しい演出が足されることも刺激的。今日は何が起こるんだろうって未知との出合いに期待しちゃう自分がいます。

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