2022年2月11日 20:30
青木崇高「転んでもただでは起き上がりたくはない」自身のルールを語る
というのも、続編のときはだいたい衣装に袖を通すと感覚を思い出せるんですが、これまでとスーツの感じがかなり違ったので。「これは本当に鷹野の衣装ですか?」と聞いてしまったほどでしたが、そういう変化も楽しむことができました。
―衣装にはどういった違いがあったのでしょうか。
青木さんこれまでの鷹野は黒いスーツとグレーのシャツでピシッと決めていましたが、公安に求められているのは、より人のなかに紛れられるような格好。そのためには、いわゆる一般的な服装にしなければいけなかったので、少しゆるめな灰色のスーツと白のシャツにしています。
ただ、公安のことはあまり公には明かされていないですからね。正解がないなかで作っていく難しさはありましたが、クリエイティブな面においては、それがおもしろいのりしろのような部分になっていたのかなと。YouTubeで家宅捜索の映像を見たり、資料を見たり、いろいろな話を聞いたりしましたが、公安の方々というのは、本当に“普通の人”に見えるらしいです。
公安ならではの大義名分があることを知った
―では、役作りで苦労されたこともあったのではないでしょうか。
青木さん今回はとにかくセリフ回しが大変でした。