くらし情報『父は処刑、母は強制収容所に…激動の人生を歩む93歳女性監督の過去との向き合い方』

2022年2月25日 19:30

父は処刑、母は強制収容所に…激動の人生を歩む93歳女性監督の過去との向き合い方

「いくつになって生涯現役でいたい」と願う人は多いと思いますが、今回オススメする映画を制作したのは、そのロールモデルとなる一人。91歳で新作を完成させたジョージア映画界が誇る伝説的女性監督の注目作です。

『金の糸』

目次

・『金の糸』
・ラナ・ゴゴベリゼ監督
・日本人はお互いを理解し、美しさを尊重する国民
・過去を深く考えないと、現在も未来も築けない
・内面的な老いは自分でコントロールすることができる
・過去をつなぐ“金の糸”は、よりよい未来を紡いでくれる
・心に響く予告編はこちら!
・作品情報
父は処刑、母は強制収容所に…激動の人生を歩む93歳女性監督の過去との向き合い方


【映画、ときどき私】 vol. 461

ジョージアの首都トビリシの旧市街にある古い家で、娘夫婦と暮らしている作家のエレネ。今日は彼女の79歳の誕生日だったが、家族の誰もが忘れていた。そんななか、娘はアルツハイマーの症状が出始めた姑のミランダをこの家に引っ越しさせるという。

ソヴィエト時代に政府の高官だったミランダをエレネは快く思っていなかった。そこへかつての恋人アルチルから、数十年ぶりに電話がかかってくる。蘇るのは、甘い恋の思い出だけではなく、つらい記憶もあった。
そして、やがて彼らの過去が明らかになり、ミランダは姿を消してしまうことに……。

割れたり欠けたりした陶磁器を修復する「金継ぎ(きんつぎ)」と呼ばれる日本の技法から着想を得ているという本作。今回は、こちらの方にお話をうかがってきました。

ラナ・ゴゴベリゼ監督

父は処刑、母は強制収容所に…激動の人生を歩む93歳女性監督の過去との向き合い方


ジョージア初の女性監督を母に持ち、自身は戦後のジョージア映画界を代表する女性監督とされているゴゴベリゼ監督。

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