2022年3月6日 19:10
無意識のうちに性的魅力を感じている? “焦がれる気持ち”を紐解く8つのカギ
「焦がれる気持ちは、相手の状況やお互いの環境などにより、その思いがなかなか叶わないときに強くなるものです。叶わなければフラストレーションがたまりますし、心にとってはストレスに。それが胸の苦しさなど、ある種の不調のような形で身体に表れる。焦がれるときに感じる痛みは、こうして引き起こされます」(富田さん)
では、相手と思いが通じ合えば、焦がれる気持ちや、それによる痛みはなくなるのだろうか。
「二人が結ばれて幸せな時間を過ごせたとしても、それがずっと続くとは限りません。ライバルが出現するかもしれないし、相手が心変わりしてしまう可能性もあります。相手を深く愛するほど不安と隣り合わせになり、焦がれる気持ちや痛みは続くでしょう」
ただ先にも触れたように、この痛みは人間にとって必然的なもの。
「思い込みすぎるのは心の負担となりますが、ある程度の痛みなら、人間の進化の仕組みと捉えると、少しラクかもしれませんね」
2、単純な“好き”との違いは、満たされることがないところ。
単なる“好き”と、“焦がれる”の違いはどこにあるのかというと、一つには思いの深さが挙げられる。
「“好き”という感情は、すでに分かっていることに対して抱きます。